ヘコヘコが競馬について書くよ

ウマ娘からリアル競馬に興味を持ったおじさんが好き勝手に書き散らします。

競走馬の血統の見方その4 母の親族を見る

 前回の記事では、競走馬の血統を見るときは、まずは父、その次に母の父をみるべきであると書かせていただいた。

 今回は、その競走馬が父と母のどちらから強く遺伝的影響を受けているのかを見分ける方法について書かせていただく。

 その見分け方とは、その競走馬の母から生まれた別の馬、つまり兄弟姉妹を見ることにより推測するという方法である。

 ある競走馬がいたとして、その馬の兄や姉が、母に交配された種牡馬の適正にかかわらず、みんな母の父が活躍していたようなレースで活躍していたとしたら、この馬の母は遺伝的な主張が強いタイプだと推測ができるので、その馬もおそらくは兄や姉と同じようなレースで活躍する才能があるだろうと考えられる。逆に、その馬の兄や姉が、母に交配された種牡馬の適正が反映されるタイプであれば、この馬の母は遺伝的な主張が弱いタイプだと推測できるので、その馬は父と同じようなレースで活躍する才能があるだろうと考えられる。

 母馬が初産であるなどの理由で兄弟姉妹がいないときは、母の母から生まれた別の馬、つまりその馬にとってのおじやおばで同じように考えれば良い。母の母から生まれた馬がだいたい同じようなレースで活躍しているのか、それとも色々な路線で活躍しているのかで遺伝的な主張の強弱を推測するのである。

 

 このようにして、私は血統表からその馬の能力や適性を推測している。この方法が唯一の正解だとは思っていないし、人によって血統の評価方法は様々だろう。このような見方もあるのだと、誰かの参考になってくれれば嬉しい。

競走馬の血統の見方その3 母の父を見る

 前回の記事では、競走馬はまずその父を見るべきであると書かせていただいた。

 競走馬の血統において、父の次に見るべきは母の父である。

 ここで『順当に考えるなら父の次は母を見るべきでは?』と思った方もいらっしゃるかもしれない。その疑問は非常に鋭い。母も血統を考える上では重要だが、その母のことを知るために母の父を見ることもまた重要なのである。

 前回の記事で述べたとおり、競走馬の能力や適性は種牡馬によって大きく左右される。であるならば、母の能力や適性も同じようにその父である種牡馬によって大きく左右されるはずである。

 例えば、父が現役の頃は主に短距離路線で活躍していて、母の父も現役の頃は主に短距離路線で活躍していたとしよう。この場合、生まれてくる子供にはかなり高い確率で短距離路線で活躍する才能があるはずである。

 しかし、そう簡単には考えられない場合も当然ある。例えば、父が現役の頃は主に長距離路線で活躍していて、母の父は主に短距離路線で活躍していた。この場合、生まれてくる子供はどうなるだろうか。色々なパターンが考えられるが、私の場合はこのように考える。

『父の遺伝的影響が強い子であれば長距離の才能があるだろうし、母の遺伝的影響が強い子であれば短距離の才能があるだろう』

 では、父と母、どちらの遺伝的影響が強いのかをどのように見分ければいいのか。それについてここで書くと長くなりすぎるので次の記事に書くとする。

競走馬の血統の見方その2 まず父を見る

 前回の記事では、サラブレッドは同父異母が当たり前ということを書かせていただいた。

 その結果、生まれてくる子供はどうなるかというと、ほとんどが父に似た馬になる。もちろん母が違うので全員がまったく同じというわけではないが、傾向として、父が同じ馬は適性が似通っている場合が多い。

 例えば、キズナという馬の場合を見てみよう。キズナは競走馬として現役の頃は日本ダービーを勝利するなど芝の中距離路線で活躍していた。引退後は種牡馬となり、数多くの名馬を輩出しているが、その子供たちが勝利したレースの平均距離は、令和8年7月16日現在、芝のレースの場合だと1818.9mである。

 次に、ロードカナロアという馬の場合を見てみよう。ロードカナロアは競走馬として現役の頃はスプリンターズステークス、高松宮記念などを勝利するなど芝の短距離路線で活躍していた。こちらも引退後は種牡馬となり、やはり数多くの名馬を輩出しているが、その子供たちが勝利したレースの平均距離は、令和8年7月16日現在、芝のレースの場合だと1532.7mである。

 キズナもロードカナロアも種牡馬として高い能力があることは間違いないが、勝利したレースの平均距離を比べれば、その適性の違いは一目瞭然である。同じレースにキズナの子供とロードカナロアの子供がいたとしたら、そのレースがもし距離が長めのレースだったらキズナの子供が勝つ可能性が高いだろうし、距離が短めのレースだったらロードカナロアの子供が勝つ可能性が高いだろう。

 このように、競走馬の能力や適性は種牡馬によって大きく左右される。そのため、競走馬の血統を見るときは、まず父を見て、その子供たちにはどのような傾向が見られるのかを知ることが大切である。

競走馬の血統の見方その1 サラブレッドの生産の仕組み

 競走馬の血統というものを私がどのように見ているのか、私自身の考えを整理するためにこの記事を作成する。そのついでに、競走馬の血統に興味はあるが、どのように考えたらいいのかわからないという方の参考になれば嬉しい。

 

 まず競走馬の血統というものを考える上での大前提として、サラブレッドがどのようにして生産されるのかを知らなければならない。

 人間であれば、基本的には一組のカップル(夫婦)により子供が作られる。浮気や再婚などの理由により父が異なる子や母が異なる子が作られる可能性もあるが、それはあくまで例外であり、父も母も同じである子が一般的には多いだろう。

 それに対し、サラブレッドは人間とは事情が異なる。

 競走馬として生産・育成されたサラブレッドは、牝馬であれば競走馬を引退した後は多くが繁殖牝馬となり、母親として次の世代へと血を残していく役割が与えられる。しかし、牡馬の場合、競走馬を引退した後に父親となれるのは種牡馬として登録されたものだけである。種牡馬になれるのはごくわずかであり、ほとんどの牡馬は種牡馬にはなれない。そのため、父親となれる馬が少数であるのに対し、母親となれる馬の方が圧倒的に多いという状況が生まれる。

 先述したとおり、人間であれば父も母も同じである子が一般的には多いだろう。しかし、サラブレッドの場合は、父が同じであるが、母が違うというのが一般的である。

 競馬に触れ始めたばかりの初心者にはこの構造を知らない方もいらっしゃるようなので、まずはそこから書かせていただいた。これを前提として、次の記事では血統の見方について書いていきたい。

有馬記念2024予想

 一身上の都合により有馬記念の予想をしなければならなくなったので各馬の短評を載せておきます。

 

○ダノンデサイル 1枠1番

 前走の菊花賞では6着に終わってしまったが、これは色々と不運が重なったせいなので度外視してもいいだろう。今回は絶対に逃げたい馬がいないし、最内枠であることを活かして逃げる可能性もある。そうなると日本ダービーのときのようにスルッと勝っちゃう可能性もあるだろう。

 

ドウデュース 1枠2番(出走取消)

 欲を言えばもうちょっと外側の枠が良かった。とはいえ、実績はダントツだし、まず間違いなく勝ち負けに絡んでくるだろう。有終の美を飾ってくれることを期待したい。

 ……ということで、本命にするつもりでしたが、まさかの出走取消となって残念です。

 

◎アーバンシック 2枠3番

 前走の菊花賞ではなかなか強い内容で快勝しているし、中山も不得意ではなさそう。前走のようにじわじわとポジションを上げていく競馬ができれば勝ち負けに絡んでくるだろう。

 

ブローザホーン 2枠4番

 前々走の京都大賞典では不可解な大敗をしているし、前走のジャパンカップも特に見せ場のないまま12着に終わっている。馬が走る気を無くしているとしか思えない。とても買えない。

 

△ベラジオオペラ 3枠5番

 キレのいい末脚はないが、最後まで失速せずに走り続けられるスタミナはあるので、有馬記念という舞台には向いている馬だと思う。道中のペースが遅めなら馬券に絡むこともあるかもしれない。

 

▲ローシャムパーク 3枠6番

 海外帰り初戦となるが、調教ではそこそこ動いているようなので疲れはなさそう。前走のBCターフは惜しくも2着に終わってしまったが、なかなか強い内容だったし、ここでもその実力を十分に発揮できれば馬券に絡むこともあるかもしれない。

 

スターズオンアース 4枠7番

 前走のジャパンカップでは特に見せ場のないまま7着に終わってしまった。その後の調教でもあまり動いていないらしい。ピークが過ぎてしまったのだろう。買える要素がない。

 

レガレイラ 4枠8番

 前走のエリザベス女王杯では最後の直線で不利があって5着に終わってしまったが、それがなくても勝てたかどうかは怪しいレースだった。前走から相手が強化されるここではさらに厳しいだろう。

 

ディープボンド 5枠9番

 過去10年の有馬記念において6歳以上の馬が馬券に絡んだのは2018年にシュヴァルグランは6歳の時に3着に入ったときのみ。7歳以上ともなると馬券に絡んだことすらない。状態は良いらしいが、馬券には絡まないだろう。

 

△プログノーシス 5枠10番

 2000mくらいのレースばかり走っているので、ここで一気に2500mに距離延長となってスタミナが足りるのか不安だが、スローペースになってくれれば大丈夫かもしれない。カーブで加速できる器用さがあるので中山は向いていそう。

 

ジャスティンパレス 6枠11番

 元々ズブい馬だが、年を重ねてさらにズブさが増している気がする。中山が向いているようにも思えない。

 

シュトルーヴェ 6枠12番

 前走のジャパンカップでは特に見せ場のないまま10着に終わってしまった。ここでも厳しいだろう。

 

スタニングローズ 7枠13番

 前走のエリザベス女王杯を勝っているのは素晴らしいが、そもそも前走のレベルがあまり高くなかったと見ているので、前走から相手が強化されるここでは厳しい戦いになるだろう。

 

ダノンベルーガ 7枠14番

 前走のジャパンカップでは特に見せ場のないまま9着に終わってしまった。ここでも厳しいだろう。

 

ハヤヤッコ 8枠15番

 8歳にして調教で自己ベストを更新するくらいなので調子は良いのだろう。しかし、データ上、7歳以上が馬券に絡むことないと出ている。厳しい戦いになるだろう。

 

シャフリヤール 8枠16番

 データ上、6歳以上の馬が馬券に絡む可能性は低いと出ている上に、コース形態上かなり不利な大外枠に入ってしまった。どう頑張っても厳しい戦いになるだろう。

 

 ということで、予想としては、

◎アーバンシック

○ダノンデサイル

▲ローシャムパーク

△ベラジオオペラ

△プログノーシス

 とします。

朝日杯フューチュリティステークス2024予想

 一身上の都合により朝日杯フューチュリティステークスの予想をしなければならなくなったので各馬の短評を載せておきます。

 

ダイシンラー 1枠1番

 前走の1勝クラスで5着に敗れているくらいではここでは通用しないだろう。

 

アドマイヤズーム 1枠2番

 前走の未勝利戦では快勝しているが、前走でもっと他を圧倒して勝つくらいでないと、相手が強化されるここでは厳しいだろう。

 

ランスオブカオス 2枠3番

 前走の新馬戦を勝って中2週でいきなりG1というのは臨戦過程としてどうだろう。よっぽど素質が高い馬でないと厳しい戦いになるのではなかろうか。

 

ミュージアムマイル 2枠4番

 京都の芝コースは今週からDコースに変わっているので1600mよりも長い距離を走れるスタミナがあった方が良いだろう。前走の1勝クラスでは2000m、前々走の未勝利戦では1800mを走って勝っているこの馬ならスタミナは問題なさそう。最後はきっちり差しきってゴールしてくれることだろう。

 

コスモストーム 3枠5番

 前走がダートだからといって芝で走れないとは思わないが、せめて前走の兵庫ジュニアグランプリでもっといい成績でないとここでは厳しいだろう。

 

アルレッキーノ 3枠6番

 前走のサウジアラビアRCで不可解な負け方をしている。こういう馬はあまり買いたくない。

 

クラスペディア 4枠7番

 ここまで一度も勝ったことがない馬がいきなりG1で勝つとは思えない。

 

○アルテヴェローチェ 4枠8番

 前走のサウジアラビアRCではかなり強い勝ち方をしていた。ここでもその末脚に期待したい。

 

エルムラント 5枠9番

 前走の1勝クラスで逃げて惨敗している。買える要素が無い。

 

△トータルクラリティ 5枠10番

 前走の新潟2歳Sで勝っているところは素晴らしいと思うが、このとき2着だったコートアリシアンが阪神JFで6着だったことを考えると、新潟2歳Sのレースレベルはそれほど高くなかったのではないかと思える。ただ、4ヶ月ぶりのレースとなるので、当日の馬体重が前走より大幅に増えていて成長が見えるようであれば買ってもいいかもしれない。そうでないなら切るべきだろう。

 

ニタモノドウシ 6枠11番

 前走のクローバー賞では勝利しているものの、前走はレベルが高いレースだったとは言えない。前走でもっと圧勝しているくらいでないとここでは買えない。

 

△パンジャタワー 6枠12番

 弱い馬ではないが、朝日杯FSに適性が合っているかと言われると微妙なところだと思う。ただ、素質の差で善戦してくれそうな気もする。

 

エイシンワンド 7枠13番

 前走の京王杯2歳Sでは最後の直線で不利があったとはいえ、不利がなかったとしても結果はそんなに変わらなかっただろう思える走りだった。ここでも厳しいだろう。

 

テイクイットオール 7枠14番

 前走の京都2歳Sでは伸びない内側を走らされて6着に終わってしまったが、外側を走っていたとしてもそんなに結果は変わらなかっただろう。ここでも厳しいのではなかろうか。

 

ドラゴンブースト 8枠15番

 前走のデイリー杯2歳Sがあまりレベルの高いレースではなかった上に、そのレースで2着に終わってしまっているようではここでも厳しいだろう。

 

▲タイセイカレント 8枠16番

 前走のサウジアラビアRCでは出遅れが響いて2着に終わってしまったが、それさえなければ勝っていたんじゃないかと思わせてくれるほどの末脚を見せてくれた。ここでもその末脚を存分に発揮してくれれば上位に食い込んでくるだろう。

 

 ということで、予想としては、

ミュージアムマイル

○アルテヴェローチェ

▲タイセイカレント

△トータルクラリティ

△パンジャタワー

 とします。

阪神ジュベナイルフィリーズ2024予想

 一身上の都合により阪神ジュベナイルフィリーズの予想をしなければならなくなったので各馬の短評を載せておきます。

 

ビップデイジー 1枠1番

 内側の芝が荒れている今の京都で最内枠に入ってしまったのは痛い。腹をくくって最後方から競馬をして、最後の直線でなんとか前に届いてくれることを祈るしかなさそう。

 

テリオスララ 1枠2番

 前走の萩Sは楽に逃げられたおかげで勝てた面が大きい。今回はそう簡単には逃げられないだろうし、内枠に入ってしまったのも痛い。ここでは買えない。

 

ダンツエラン 2枠3番

 前走のファンタジーSで勝利したことは評価したい。でも欲を言えばもっとぶっちぎりで勝ってほしかった。それくらいでないとここでは物足りない。

 

ジャルディニエ 2枠4番

 前走の1勝クラスではしっかり勝っているが、このレースは相手関係が楽だった。相手が強化されるここでは厳しいだろう。

 

ジューンエオス 3枠5番

 芝のレースは今回が初めてで、しかもそれがG1である。そんな馬を買う勇気は私には無い。

 

モズナナスター 3枠6番

 前走のファンタジーSで1着のダンツエランとハナ差の2着に健闘しているところは評価したい。でも前走から距離延長がプラスに働くような馬には見えない。買える要素が無い。

 

ミストレス 4枠7番

 前走のアルテミスSでは逃げ粘って2着とかなり健闘しているが、これはインをロスなく回れたことが大きい。今回は単騎で楽に逃げることも難しそうだし、厳しい戦いになりそう。

 

△カワキタマナレア 4枠8番

 前走のファンタジーSは5着に敗れてしまったが、末脚は素晴らしかった。前走から距離延長がプラスに働きそうな馬だし、まったく人気もなさそうなのでヒモに入れておきたい。

 

△ショウナンザナドゥ 5枠9番

 前走のアルテミスSでは3着に終わってしまったが、じわじわと伸びる末脚を見せてくれた。前半のペースが速くなってくれればこの馬の出番があるかもしれない。

 

○ブラウンラチェット 5枠10番

 前走のアルテミスSでは好位から競馬をしてしっかり勝った。それがもう一度できれば上位に食い込んでくるだろう。ただ、関西への輸送が初めてなので、当日の馬体重が極端に減っていたりしたら危ないかもしれない。

 

クリノメイ 6枠11番

 前走の1勝クラスではなかなか強い内容で買っていた。ただ、相手が強化されるここでは厳しいだろう。

 

◎アルマヴェローチェ 6枠12番

 前走の札幌2歳Sでは牡馬を相手に2着と健闘している。重馬場を苦にしない力強さもある。今の京都は馬場が荒れているので適性がピッタリかもしれない。あまり人気にもならなそうだし、ぜひとも買っておきたい。

 

▲コートアリシアン 7枠13番

 前走の新潟2歳Sでは牡馬を相手に2着と健闘しているし、末脚も素晴らしかった。前走からおよそ4ヶ月ぶりのレースとなるので、当日の馬体重が前走より大幅に増えて成長が見えるなら買いたい。

 

ランフォーヴァウ 7枠14番

 前走のデイリー杯2歳Sで牡馬を相手に勝利しているのは素晴らしいが、前走のレースレベルには疑問符が付く。少し買いづらい。

 

リリーフィールド 7枠15番

 前走のもみじSでは快勝しているが、このレースはレベルがあまり高いものではなかった。前走でもっと後続を突きはなして勝っているくらいでないとここでは厳しいだろう。

 

スリールミニョン 8枠16番

 重賞で通用するようには思えない。

 

メイデイレディ 8枠17番

 後ろからの馬なので展開が向かないと厳しいかもしれない。日本の馬場は合いそう。

 

ミーントゥビー 8枠18番

 前走の1勝クラスでは快勝しているが、前走はレベルが高かったとは言いがたい。前走でもっと差を付けて勝っているようでないとここでは厳しいだろう。

 

 ということで、予想としては、

◎アルマヴェローチェ

○ブラウンラチェット

▲コートアリシア

△カワキタマナレア

△ショウナンザナドゥ

 とします。