オークス、見ていて色々な感情がわき上がってくるレースでした。
やはりまずはソダシに触れなければならないでしょうね。
競馬にとって血統という要素は非常に重要であることは私も理解しているつもりでしたが、心の奥底にそれを拒みたい気持ちがあったのでしょうね。競馬は血統だけで決まるものではないと思いたかったのです。だからこそクロフネ産駒であると知っていながらソダシを本命に推してしまいました。これは反省せねばなりませんね。今後は冷静に才能や能力を見極める姿勢を保つよう努めます。
対抗に推したステラリアは13着と惨敗でした。
こちらは逆に血統的にはスタミナがあるはずなのですが、今回は直線に入る前にスタミナを使い切ってしまいましたね。追い込みが得意なタイプなのに先行してしまったのが敗因でしょうか。大外枠に入ってしまったのも痛かったですね。
ユーバーレーベンは予想どおり、いや、予想以上に素晴らしい走りを見せてくれました。
やはりこの子の末脚は本物ですね。3コーナーからじわじわとペースを上げ、最後の直線に入った時点で前に誰もいない状態まで持っていったデムーロ騎手の手腕も見事でした。
ユーバーレーベン自身にとっても、ゴールドシップ産駒にとっても、前走がフローラSの馬にとっても、初めてのGⅠ勝利、本当におめでとうございます。
クールキャットもククナも最後はいまいち伸びませんでしたね。もうちょっと頑張ってくれるんじゃないかと思っていましたが、上位勢との力の差を感じてしまう結果となってしまいました。
そして、アカイトリノムスメ。
桜花賞ではソダシに、今回はユーバーレーベンに、あと一歩のところで届きませんでした。間違いなく強い馬ではあるはずなんですが、勝ちきれない展開が続きますね。
アカイトリノムスメの今回の上がり3ハロンのタイムは34.4秒。これはユーバーレーベンと同じタイムなのですが、ユーバーレーベンとは対照的に馬群に飲まれてしまったのが痛かったですね。しかし、そこからなんとか抜け出して2着になれたことはすごいことです。流石はルメール騎手だと褒めるべきでしょう。
私が事前に予想した馬についての感想は以上となります。
今回の反省を活かして、来週のダービーはドンピシャで当てに行きますよ!
いや、でもどう頑張っても3着ハギノピリナを予想するのは無理ですよ……そんなミラクルは今後も不可能ですよ……。